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トピック

  1. リソースの提供
  2. リソースへのアクセス
  3. 実行時の変更の処理
  4. Localization

リファレンス

  1. Resource Types

画像や文字列といったリソースは、常にアプリケーション コードの外部に置くようにすることで、独立して保持できるようになります。 さらに、リソースを外部化することで、言語や画面サイズが異なるような特定の端末構成をサポートする代替リソースを提供できるようになります。異なる構成を持つ Android ベースの端末が増えていることから、この外部化がますます重要になってきています。 異なる構成に互換性を持たせるには、リソースをタイプや構成ごとにグループ化するさまざまなサブディレクトリを使用して、プロジェクトの {@code res/} ディレクトリ内にリソースを整理する必要があります。

図 1. デフォルト レイアウトを使用する 2 つの異なる端末(アプリによる代替レイアウトの提供なし)。

図 2. 画面サイズが違うレイアウトを使用する 2 つの異なる端末

すべてのリソースタイプに対して、アプリケーションのデフォルト レイアウトと複数の代替リソースを指定できます。

たとえば、デフォルトの UI レイアウトが {@code res/layout/} ディレクトリに保存してある場合、{@code res/layout-land/} ディレクトリにレイアウトを保存しておくことで、横向きの画面を使用する際の別のレイアウトを指定できます。 Android は、現在の端末の構成とリソースのディレクトリ名をマッチングさせ、適切なリソースを自動的に適用します。

図 1 は、代替リソースがない場合に、システムが 2 つの異なる端末に同じレイアウトを適用する様子を表しています。 図 2 は、大きい画面の代替レイアウト リソースを追加した場合の、レイアウトの適用の様子を表しています。

次のドキュメントには、アプリケーション リソースの整理、代替リソースの指定、アプリケーションでのアクセスなどに関する情報が詳細に記載されています。

リソースの提供
アプリで提供可能なリソースの種類、保存場所、特定の端末構成用の代替リソースの作成方法。
リソースへのアクセス
アプリケーション コードまたは他の XML リソースからの参照による、提供済みリソースの使用方法。
実行時の変更の処理
アクティビティの実行中に生じた構成の変更の管理方法。
Localization
代替リソースを使用したアプリケーションのローカライズのためのボトムアップ ガイド。代替リソースの特定の使用方法を 1 つだけ解説していますが、複数のユーザーが利用する場合には非常に重要になります。
Resource Types
提供可能な各種リソースタイプのリファレンス。XML 要素、属性、構文について説明しています。 たとえば、このリファレンスには、アプリケーション メニュー、ドローアブル、アニメーションなどの作成方法が記載されています。